子供が生まれて今日で百日目となった。
だからと言うわけでもなかったんだが、今日は仕事を休んだ。
これは言い訳だが、今の職場が非常に精神的にストレスフルな場所で、担当する複数の審議会など、すぐ翌日の地元新聞の記事になったりするような、内容も、相手にも、対外的にも気を使う物が多く、正直モチベーションがすり減っていたのだ・・・。
審議委員はエライ先生ばかり。弁護士や大学教授たち法律のプロ達に、着任4ヶ月のおれが太刀打ちできるわけがない・・・。話についていくのがやっとだわ。
なんて、軽くグチを言ってみる。(笑)
まあ、いい。
しかし、そんなこんなでも、帰宅して子供の顔を見ると笑えるから、不思議なもんだ。
そして今日は、午前中に嬉しい出来事が。
今まで声を出さずに「ニヤリ」と笑うところしか見せなかった子供だが、今日は声をたてて笑った。
「ケラケラ」っと。
俺が笑いかけたら、答えるように。
つられてまた、またおれも笑っちゃった。
なんだか少し、気持ち悪い(というと失礼か)というか不思議な光景だった。
今まで笑わなかったモノが笑う。という不思議。例えば犬が笑ったコトを想像してもらえばいいかもしれない。そんな気持ちだった。
ただ、決定的に違うのは、ものすごく嬉しい気持ちが圧倒的だってコトかなあ。笑いを、感情を共有するって、こんなに嬉しいことなんだなあ、と。
生後百日目は「お喰い初め」(おくいぞめ)といって、鯛料理や赤飯などで祝い、箸を口に持っていくマネをするという風習があるそうな。まだおっぱいしかだめだもんな。
我が家でも、金目鯛の煮付けと赤飯で、まねごとをしました。