元アルビの選手で、今は、新潟市議会議員。
梅山修のブログ(12月5日)から↓
12月3日から12月議会が始まっています。
昨日は議案調査日で、今日は休会日。
そこで2か月前から取れていた歯の詰めものの治療や1か月前に折った腓骨の具合をチェックしに病院各科に行ってきました。
ま、歯のことも骨のこともどうでもいいんですが、
歯医者さんでは順番を待っていた女性に声をかけられました。
「梅山さん? アルビが残ってよかったですねぇ、テレビで見てましたが涙が出てきました。」
「ありがとうございます。今回は本当に応援してくれる皆さんのおかげです。」
整形外科では別の人に
「アルビよかったですねぇ!ほんとよかったぁ!」と。
「そう思っていただける皆さんのおかげです。」
ボクは引退してずいぶん経っていて過去の人ですが、このやり取りであのころを思い出しました。
J1昇格前後、スタジアムは4万人で埋め尽くされ、まちではいろいろな人から「がんばってね!」と心のこもった声をかけられる。
この頃、「新潟のサポーターは熱くて温かい」ということを実感して新潟って幸せな環境だなあと思っていました。
スポニチには史上最強と言えるのは人の肩書だけで見たチームのことではなく、この苦難をあきらめずに乗り越えて結果を出した「サポーター」と「チーム」の絆、この「絆」こそが「史上最強」なのだと書きました。
実際、最終戦の来場者数は2万8千人でしたが、4万人のころと全く同じ圧倒的ホームの雰囲気を思い出させてもらいました。
これらのことがリンクして、原稿を書いた後でしたが間違っていなかったなと実感したのでした。
本当に必要な、何かを動かす原動力というのは目に見える文字や数字ではないんじゃないかな。
新潟の人は特に、この本当の原動力を心にみんな持っていると感じています。
だからボクはここで仕事をさせてもらっています。
新潟市の行政課題や復興支援などいくつかの問題も新潟人の心のフィルターを通して考えてもらえるといいなと思っています。