①本人がブログで
(参加者の集合写真あり)
丸山良明オフィシャルブログ
②新潟日報に(「日報抄」)触れられていた
Jリーグ20年目のシーズンが開幕した。今季は1993年5月のリーグ発足後に産声を上げた高卒ルーキーも加わる。一方で、選手生活に別れを告げ、新たな人生へと踏み出すベテランもいる。時の移ろいを感じる春だ
▼アルビレックス新潟がJ1に昇格する推進力となった丸山良明さん(37)もその一人である。新潟からベガルタ仙台、当時北信越リーグの長野パルセイロを経て、海を渡った。現役でいたいとの思いは強く、タイ・プレミアリーグで昨季まで3年間プレーした
▼「ディフェンダー(DF)は土だと思う。土がしっかりしていないと、いい木が育たない」。新潟時代、自らのポジションについて本紙に語った言葉は熱い。守りの要として体を張り続けた
▼先日、新潟市内で丸山さんの次のステージへの旅立ちを祝うパーティーが開かれた。「肥沃(ひよく)な大地」。丸山さんはタイのサッカー界をこう表現した。選手個々の能力は高く、観客数も右肩上がり、将来性は十分だ。今後はタイで指導者の道を目指すという
▼昨季、タイでプレーした日本人選手は20人を超える。Jリーグは先月、海外のプロリーグとは初めてとなる提携協定を、プレミアリーグとの間で結んだ。両リーグ間で幅広い交流が計画される
▼前日本代表監督の岡田武史さんは今季、中国スーパーリーグのクラブを率いる。アジアのサッカーに新風が吹きそうな予感がする。アルビレックス新潟が、目標のアジア・チャンピオンズリーグ出場を果たしたとしたら-。そう考えるだけで楽しみが広がっていく。
新潟日報2012年3月14日