CSと言えば顧客満足。これはかなり一般に知られている。
ではCSWと言うと、分かる人は減るかな。
コミュニティソーシャルワーカー
地域社会福祉士、もしくは相談員とでも言うべきか。
墨田区社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーをテーマに、深田恭子が主演するドラマがNHKで放送中とは、遅ればせながら先週知った。
早くも来週は最終回。最初から見たかった。。。
今の自分の仕事(行政のケースワーカー)は社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーとの関わりは深い。彼らがいなければ、行政は困窮者支援を効果あるものに出来るかは、おぼつかない。困窮者の掘り起こし自体、彼らが頼りでもある。
彼らを描いたとすればテーマはかなり深刻なのは、容易に想像できる。それは俺の仕事の日常であるから、分かる。
正直、日ごろ悩まされている自分の仕事にもかなり領域がかぶるので、ドラマを観るには感情移入しすぎ、キツイものがあるかと心配した。が、観ると一話完結で結末に希望が描かれているのが救いだった。もちろん現実はそうでないことがほとんどだけど。。。
それにしても、対象者によりそうコミュニティソーシャルワーカーとは、精神的に苛烈な職業だ。潜在する声なき困窮者、行政サービスの谷間にある困窮者を顕在化し行政を始めとする各種支援につないでいく(福祉分野では、この「つながる」という表現は多用されている)彼らの仕事は、もっと高く評価されるべきだ。